枯れた蓮池ー井戸尻遺跡(Nov. 23, 2011)

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 まあまあの天気で、比較的暖かだったので、午前11時過ぎにツーリングに出た。ロードグライドとももうすぐお別れであるし、季節的にも寒かったり凍結が心配だったりの日が近づいてきたので、少しでも乗ろうと思ったのだ。目的地は漠然と諏訪方面と考えていた。
 フェアリーで昼食のパンを買い、最近見つけた田舎道を選んで西を目指す。しかし、午前中は明るく陽がさしていたが、次第に雲が広がり暗くなってきた。小淵沢を走っているときに時刻を確認するとすでに正午を回っている。とりあえずどこか眺めのよいところで昼を食べることにしたが、すぐに思いついたのが信濃境にある井戸尻遺跡である。
 井戸尻遺跡には、夏、睡蓮やハスを見るために何度も通った。いかにも風通しの良い清々しい場所だが、お日様が雲に遮られた今は寒々としている。人っ子一人いない。パンを食べる前に蓮池に行ってみると、枯れたハスが林立している。もう少ししたら朽ちてしまうのだろう。
 草の上に座ってパンを食べていると、灰色の雲が南アルプスの山々の方から広がり始めた。雨が来そうである。ツーリングは断念してコーヒー豆を買って帰ることにした。