「織田信長」と「最前線物語」を観る(Feb. 18, 2013)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

 今日も朝から雪である。かなり本格的な降りで、また終日雪かと思うとさすがに気が滅入る。甲府に住むカナダ人のHさんから電話があったので聞くと甲府はまずますの天気だという。家の中で腐ってばかりもいられないので少し近所を散歩した。雪掃きをしていた人に聞くと、もう30年もこの地で暮らしているが、最近ではめずらしいという。十数年前に一度1メートル積もったことがあったが、そのときはまとめて降ったようなもので、こんなに頻繁に降ったわけではないともいう。
 こういう日にはDVDでも楽しもうと片岡千恵蔵主演の「織田信長」を観る。若い織田信長を演じるには貫禄がありすぎるが、昔の映画は演出が骨太で安心して観ていられる。次いでサミュエル・フラーの傑作戦争映画「最前線物語」も観る。公開当時ずたずたにカットされたのを監督の死後にカットされた部分などを継ぎ足したので160分に大作になったが、作品そのものは非常な低予算で作られており、第二次世界大戦の勃発から終戦まで最前線で戦う5人の兵士に焦点を当てた等身大の戦争映画だ。これを観てしまうと、いわゆる大作戦争映画は退屈を覚えそうだ。