そばの花が咲いているのに気がつかなかった(Aug. 25, 2018)

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 夕方近所に散歩に出ると、そばの花が一面に白く咲いていた。今日になって気がつくなんて、最近外出が減っている証拠だろう。昨日は八王子の病院、入間の介護施設にいる叔母の見舞い、秩父路をドライブと長距離を移動したが、近所を歩いていないということだ。少し涼しくなったし、暑いから散歩ができないというのは言い訳にもならない。
 その分読書に励んではいる。太宰の『斜陽』、「ヴィヨンの妻」を読み、『人間失格』を読み始めた。『カラマーゾフの兄弟』も読んでいる。どれも再読、再再読だが、面白く読んでいると、きっといつまでも粗筋や場面などを忘れることはないだろうと思っているが、ほとんど忘れていることに改めて気づかされる。でも、それがよいのだろう。それがよいものであれば、忘れればこそ、小説でも音楽でも絵画でも落語でも何でも繰り返し楽しめるのだから。たとえ、詩句を記憶していたとしても、それを暗唱したりしたときにまた新たな感動があるわけだ。