小比企高原を散策する5(Sep. 29, 2006)

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 小比企町の人家が比較的密集している地区を歩いていると、古い家屋を見かける。先におしゃべりをした老人が、道を広げようという話もあったのだが広げなかった、道を広げたら町は変ってしまっていただろうと話していたが、先見の明があったということだろう。人家の塀の間を細くゆるやかに曲がりくねりながら続く道を歩いていると、子ども時代にもどったような錯覚にとらわれる。

 さほど長距離を歩いたわけではないが今日は疲れた。帰途、ガソリンスタンド併設のドトールで休憩。いつもは飲まないマロン・カフェという甘いコーヒーをすすりながら、数カ月前に同僚の細君が出版した時代小説『夫婦坂』の感想をザウルスに打ち込み、同僚にメールで送った。