春のツーリングは思い通りにならない(Apr. 12, 2012)

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 いい陽気なのでツーリングに行くことにした。家を出たのは正午少し前。漠然と西を目指し、コースは走りながら考えることにした。風は少しも冷たくなく快適だ。八ヶ岳南アルプス、遠く中央アルプス、車山など雪を冠った山々が青空の下で光っている。野麦峠の標識を見て、多少不安ではあったが、この陽気だから路面が凍結していることもあるまいと思い、野麦峠を越えて佐久に下ることにした。しかし、国道299を走りながらガソリンの残量が微妙なことに気がついた。佐久に下るまで何とかもちそうだが、ガス欠の不安を抱えたまま走っても愉しくない。給油することにしたがだいぶ戻らねばガソリンスタンドはない。そこで299号線から192号線に曲がり白樺湖を目指すことにした。ビーナスラインを走るのもよいだろう。途中の峠は道の両側にまだ残雪があり路面も荒れている。しかし、眺めは最高で、いつも眺めている八ヶ岳南アルプスを別の方向から見るのは新鮮で楽しい。白樺湖はせっかくのいい天気なのに平日ゆえにガランとしている。以前給油したことのあるガソリンスタンドがつぶれたことは知っていたが、他にもあるだろうと探してみたがない。開店休業中の貸しボート屋の若い人に訪ねると、国道152号線の先にあるという。それではそこでガソリンを入れたら和田峠を目指してビーナスラインを走ることにしたが、ガソリンスタンドは休みだった。仕方なくさらに先へ行き長和町のガソリンスタンドで給油する。国道152号から142号(中山道)へ。途中美ヶ原高原の標識があったので、和田峠でなくてもよいと右折してほとんど車も走ってない道をビーナスラインを目指す。道は車がすれ違えないほど狭くなり、アスファルトも雪などで傷んだのだろうかひどく凸凹している。前を1台車が走っているので大丈夫だろうと思いつつも不安が募る。やがて道の両側の残雪が多くなり、雪解けの水が道路を流れている。前方を見ると残雪が両側から道に張り出して走れる部分が狭くなっているのが見える。大丈夫だと思ったが危険をおかすのは止めた。道を引き返し、中山道を先に進むと、またビーナスラインへアクセスできそうな道があった。先の道よりも状態はいいようだ。しかし、途中まで行くと、道が半分塞がれていて、4月20日まで閉鎖とあった。閉鎖されているのは半分だけだし、先へ進めそうだったが、ここでも無理は止めた。2度もアクセスに失敗したので今日はもうビーナスラインは諦めて、中山道を再び長和町方面へ戻ることにする。時刻は午後1時を過ぎた。コンビニでおにぎりなどを買ったことを思い出し、途中田圃の畦に腰を下ろして昼食をすませる。帰途は立科から快走路県道40号線で白樺湖を目指し、往路を逆に辿る。午後4時半過ぎ、カフェオトノへ。コーヒーを飲みながら疲労からぼんやりする。