スタポンに午前2時に起こされる(Aug. 31, 2012)

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 グレコ母さんがスタポンは午前3時頃に起こしに来るので辛いと言っていたが、早速のその洗礼を受けた。耳元でスタポンの鳴き声が聞こえるので起きると、時刻は5時ぐらいだろうと思っていたが実は午前2時だった。寝ぼけ眼で階下へ下り、餌をやったのかどうかも憶えていないのだが、もう2階へもどるのも面倒で階下の簡易ベッドで眠る。すると、またスタポンに起こされる。時刻は6時である。
 6時半、グレコ母さんも眠れなかったようで起きてきた。涼しい朝なので朝食を食べて2人で散歩に出かけたが、歩きながらも眠くしてしかたなく欠伸を噛み殺す。空には灰色の雲が広がっており、久しぶりの雨が期待されたが、散歩しているうちに青空が広がり、強烈な太陽の光が降り注ぎ始めた。
 今日は前からごちそうするよと約束していた若い友人に昼飯をごちそうすることになっていた。11時半に彼が原付でやってきたので、わが家からは車で食事に行く事にする。グレコ母さんも誘ったが、歯の具合が悪いので遠慮するという。昼食は照る坊主という中華の店で食べる。いつもながら美味しい。食後はカフェオトノでコーヒーを飲む。
 帰宅すると、グレコ母さんはフェルトで鉢を作っている。午後はさらに気温が上昇し、外に出る気が起こらないので、居間でシェリダン・レ・ファニュの『墓地に建つ館』を開いて読み始めたが、スタポンに2時に起こされたこともあり、また、19世紀の小説は展開がのんびりしていることもあって、少し読むと睡魔に負けてしまう。30年ほど前に初めてアイルランドのダブリンへ旅したとき、あるイギリス人に紹介されたアイルランド人の役人を訪ねたのだが、その人と話をして役所の事務所の玄関から外に出て振り返ると、家の壁にプレートが取り付けられており、それにはその家がレ・ファニュの住まいだったとあった。2段組で500ページ以上あるが、何とか早く読み終えたいものだ。
 夕刻、短時間であったが驟雨があり、ようやく人心地ついた。